心強い存在になる自分だけのノートを作ろう

目次
専用のノートを作ろう
仕事に限らず、趣味や習い事、日記や覚えておきたいこと、幸せになるための方法、なりたい自分の姿など…。
ちょっとしたことでも、専用のノートを作ると、とっても便利で役立ちます!
大切なことはもちろん、どんな些細な小さなことでも、そのノートに書いていくといいですよ。
まずはノートを一冊用意
何かを新しく始めようとする時は、とにかくノートを一冊用意!
特に仕事や習い事などは、はじめは何も分からず覚えることだらけです。
緊張もあり、何がなんだか分からないままに時間が過ぎてしまいます。
目の前の出来事が、重要事項なのかどうかの判断さえ、まだできません。
とりあえず、やったことや言われたこと、気づいたことなどを、ノートに書いておきましょう。
きちんと、まとめたりしなくても構いません。文章にならなくても、単語だけを書き連ねていくだけでもいいです。
教えてもらったり言われたりしたその時分かったつもりでも、あとになると「なんだっけ」と忘れていることもあります。
同じことを何度も聞くのは気が引けて、つい自分勝手に処理して失敗、なんてこともないわけではありません。
「すべて、このノートに書いていく」と決めて、常に持ち歩くようにします。
些細な事こそ書いておく
大切なことはもちろん、ちょっとした些細なことも、訳や意味がわからなくても、とりあえずノートに書いておいたほうがいいです。
あとから見直した時に「これってこういうことだったんだ!」と役に立つこともあるのです。
誰かのちょっとした一言や、これはこうなんだな、と自分で気づいた何てことないことでも、とにかく書いておきましょう!
役に立たないなら、それで構いません。
とりあえずノートに書いておけば、「あ、たしか誰かが、あんなこと言ってたな」と、いざという時に大変重宝することがあるのです。
小さなことの積み重ね
その時は重要でない、と思ったことでも、書いておくことで役立つことがあります。
そういった小さなことの積み重ねが、自信ややる気にもつながっていきます。
「あれって何だっけ?」と思ったときにノートを見ればすぐわかる。
誰かに何か聞かれた時も、自分のノートで確認できるので、自信をもって答えられます。
もちろん、仕事ができる、できないにも関わってきますが、なによりも、自分のためになること間違いなしです。
自分で作ったノートが、頼りになる相棒になります。
おすすめのノート
ノートは自分が使いやすいものなら、どんなノートでもいいです。
ただ、メモのように小さすぎると、携帯するには便利ですが、あまり情報量を書くことができません。
大きすぎると、持ち歩いたり書きこんだりしづらいです。
ノートの大きさ
大きくてもB5サイズくらいまでが、適当かと思われます。
私の場合は、会社やバイトなど外での仕事では、A5サイズをよく使います。
情報量もそこそこ多く書きこめますし、持ち歩いたり、立ったまま書いたりもしやすいです。
家で、通信教育などの勉強をするときは、やはりB5サイズ、学校のノートを同じサイズが適当です。
A5サイズだと、勉強には小さすぎる感じがしました。
ノートの形状
会社やバイトなど外での仕事の場合は、覚書きのように、ノートをメモ的に使うこともありますので、裏表とも厚紙が使われているリングタイプのものが使いやすいかと思います。
1ページサイズに開けるし、厚紙のおかけで立ったままでも書きやすいです。
主にデスクで使用したり、座ったままで書くことが多いなら、普通のノートのほうが書きやすいです。
リングタイプだと、リングがかえって邪魔になります。
罫線つきか罫線なしか
私は個人的に、罫線なしの真っ白なノートを好んで使います。
罫線があると、なんとなくそれに捉われた使い方をしてしまうので、嫌なのです。自分なりに自由に使いたいのです。
罫線があると、はじめの書き出しも、罫線のあるところから書き始めてしまいますが、真っ白だと紙の一番上から書いていくことができます。
真っ白だと、図や絵、表なども自由に書くことができ、見やすいです。
見出しなども、好きな位置で好きなように装飾して書いていくことができます。
もちろん、罫線ありのほうが書きやすい方もいるでしょうから、自分の好みのものがいいと思います。
いろいろなノートを買って試してみるのもいいですね。
書くことの大切さ
仕事のため、勉強のためのノートではありますが、書くこと自体にも良い効果があります。
人から聞いたことを書く、気づいたことを書く、手順などを書きとめる…。
こうして「書く」ことで、要点をまとめたり、自分の言葉に直したり、再認識できたり覚えが早くなったりと、自分が磨かれていきます。
自分と向き合える
「書く」ことは自分と向き合うことでもあります。
「書く」には考えを言葉に変換する必要がありますし、書いたものを自分で見返すことができます。
また、同じ言葉を何回も書くよりも、違う言葉で表現しようとする傾向があります。
頭で考えているだけでは、同じことがぐるぐる頭の中を回りがちです。
書くことで、考えを言葉で表現し、それを見返し、次に進んでいくことができます。
書いたものを見てみると、自分の考えを整理しやすくなります。
書いているうちに「そうか、そういうことだったのか」と分かることもあるのです。
実際に手を動かす
ただ出来事が目の前を通りすぎていくのを見ているだけでなく、要所要所で手を動かして書くことで、よりそのことが印象に残りやすくなります。
実際に手を動かすことで、脳も活発に働き、能力も活用できるようになります。
今はどうしてもパソコンなどでキーボードばかり使いがちで、実際に手で書くことが少なくなっています。
キーボードを打つことと、手で書くこと、では、脳の活性度がまったく違います。
認知症の予防などにも、書くことが良いとも言われています。
ノートは自分の相棒
どんどん書きこんでいくうちに、ノートは自分で作り上げていく教科書のようになっていきます。
自分で作ったノートは、自分の相棒ともいえる大切な存在です。
ノートを作っていくこと、ノートが出来上がっていくこと自体が楽しみにもなります♡
すぐに使わなくても、気に入ったノートがあったら買っておくと、使いたくなったとき便利です。
この記事のまとめ
事始めにノートを作ろう!
- まずはノートを1冊用意する…それ専用のノートにする。
- どんな些細なことでもノートに書いていく
- ノートは自分が使いやすいものを選ぶ…好きなように自由に作っていい
- 持ち歩くのか、座って書くことが多いのか、シチュエーションに合わせて選ぶ
- 書くことで考えがまとまりやすくなる
- 覚えやのみこみの早さにつながる
- ノートは頼りになる自分の相棒になる